誘導コード

下記はIEC60601-2-25 心電計の安全に関する個別要求事項の一部抜粋である。

『心電計の誘導コードのチップの先部は”むき出しの金属ピン”が現在市場で広く普及している。しかし、原国際規格の附属書では”むき出しの金属ピンはもはや許されない”』

さて、下の写真を見比べて頂きたい。
左が上記で述べたところの、いわゆる”むき出しの金属ピン”、右が500Aで使用しているピンである。言うまでもなく、国際規格として認められているものがどちらかという事はお分かり頂けるでしょう。

日本製の誘導コードを海外の医療関係企業に見せるといつも言われました。
「それは良くない」と。
理由は、直径3mmφの細いピンは安全上良くない。患者に刺してしまう危険がある。
また、先端が金属だと、高圧(静電気など)に触れる可能性があり、機器に良くない、と聞いた。
本当かどうかは定かではない。

ではなぜ”むき出しの金属ピン”が広く普及されているのか?  その証拠となる記載をお読み頂きたい。

『しかし、この記述は規格本体の要求事項[56.3]と矛盾しており、議論の結果、原国際規格にはないが”むき出しの金属ピンを許容する”ことを附属書に追加記述することで規格の要求内容を明確にした。』

心電計の安全に関する個別要求事項はこのように続いているのである。
つまり、本来”むき出しの金属ピン”は許されないが、市場で出回っているので認めざるを得ないということである。


我々は国際規格で認められた安全な製品を提供しているということを是非ご理解頂きたい。
安全重視の為、国際規格の要求を重視した弊社の心電誘導コードを安心してお使い頂ければ幸いである。

竹内 仁史 の紹介

三栄メディシス株式会社 代表取締役社長
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誘導コード への3件のフィードバック

  1. 大釜賢修 のコメント:

    透視下で使用したいとの要望があるのですが、このピン形状に合うX線透過型のリード線付電極は存在しますでしょうか?若しくは金属むき出しの3mmチップジャック式か金属むき出しではないDINタイプといわれているケーブルまたはサイズ形状変換アダプタのような品はございますでしょうか?ご教授頂ければ幸いでございます。

  2. 小山 創 のコメント:

    大釜賢修さま

    ECG Explorer 500Aの電極のピン形状は、4mmタイプとなっています。
    現在日本では、リード線つきの電極は3mmタイプしか流通していませんので、500Aの電極ピンにリード線つきの電極の装着は難しいです。(3mmタイプの差込部を広げれば装着可能な場合もあるようです)
    リード線なしのX透過型のディスポーザブル電極であれば、別売りの専用クリップを使えば使用が可能です。但しこの場合、クリップ部分が透過となりません。

  3. 小山 創 のコメント:

    大釜賢修さま

    弊社の誘導ケーブルのピンに接続可能な透過型のリード線付電極が見つかりました。
    コネクターは3㎜タイプですが、弊社の4㎜タイプでも接続が可能です。(弊社検証済み、メーカー確認済みです)
    以下が該当製品となります。

    製品名:ブルーセンサー カーボンカラーリード線付 銀/塩化銀X線透過性モニタリング電極
    型式:BR-100-F/C4/BD
    入数:4個/袋 150袋/箱
    製造販売元:株式会社メッツ
    価格等:弊社までお問い合わせ下さい

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