- Ver. 1.0.0.3に、近日、バージョンアップする予定です。
弊社ダウンロードサイトよりアップデートが可能となります。 (無償)
バージョンアップの内容
1. 心電図波形のスムージング機能の追加
「波形のスムージング処理」によって画面上での心電図波形のギザギザを軽減し、見やすくなりました。
従来の波形表示(拡大)

2. RS_Base自動ファイリング機能の追加
画像ファイリングソフト「RS_Base」での、JPEGファイルの自動ファイリング機能が対応可能になりました。

3. 患者の生年月日からの自動計算機能の修正
「ID検索」で、生年月日からの年齢の自動計算の不具合を修正しました。
4. 横向きのJPEG/PDFの出力の改善
横向きの心電図レポートが、縦に印字していましたが、横向きに出力するように改善しました。
5. JPEG/PDFファイルのデフォルトのファイル名を改善
JPEG/PDFファイルのデフォルトのファイル名を少し変更して見易くなりました。
ID_yyyymmddhhmmss_mmss.jpg/pdf (従来)
↓
ID_yymmdd_hhmmss_mmss.jpg/ pdf (改善後)
(検査年月日、検査時刻、印刷時刻)
6. 感度の自動調整機能の改善
高いQRS波の時に、胸部6誘導が同時に半減されるように改善されました。(感度が10㎜/mVの場合)
この改善に伴い”システム設定”の表記を変更しました。
「高いQRS波形の場合に自動的に半減させる」 (従来)
↓
「高いQRS波の場合に自動調整する(胸部6誘導)」(改善後)
(四肢は10mm/mVのままで、胸部(V1〜V6)は同時に5mm/mVになります)
7. 心電図レポートへの感度・速度の反映
画面上で設定した波形の感度と速度が、印刷レポートに反映されるようになりました。
8. フィルタの設定の表示の変更
フィルタの設定の表示に、(強)・(中)・(弱)の表記を加えることにより、見やすくなりました。
9. 20Hzの筋電フィルタの追加、0.05Hzの基線動揺フィルタの削除
筋電フィルタ(ローパスフィルタ)「20Hz(強)」を追加しました。
より強力に筋電を除去するフィルタには、波形の歪みが(R波波高減衰、QRS幅増大)少々ありますので、診断についてはご注意ください。
基線動揺除去フィルタ(ドリフトフィルタ)のOffの状態を、0.05Hz(JIS規格の心電計の時定数3.2秒)時とし、フィルタ設定の項目から削除しました。
10. Escキーのリセット機能の修正
Escキーのリセットで、患者情報・フィルタの強度だけではなく、感度・速度もリセットできるようになりました。
Escキーを押せば、フィルタの強度・感度・速度は、”システム設定”で設定された値にリセットされます。